TitanFXでのスワップポイントの確認や計算方法について解説します。
TitanFXでは、スワップポイントの確認は簡単にできるのですが、そのスワップポイントを日本円に計算するのは自分で行わなければいけません。
また、この記事では、TitanFXでスワップポイントが3倍になる日についても解説します。
TitanFXのスワップポイント計算・確認方法
TitanFXには日本のFX業者の多くが公開しているスワップポイントカレンダーがありません。
各銘柄(通貨ペアなど)について、個別に確認する必要があります。
とはいっても、TitanFXのスワップポイントの計算や確認方法は簡単です。
スワップポイントを確認する
TitanFXのスワップポイントを確認するためには、MT4を使います。
MT4を起動したら、『気配値表示』ウィンドウで、スワップポイントを確認したい銘柄を探します。
スワップポイントを確認したい銘柄を見つけたら、その銘柄を右クリックしてください(今回は、USDJPYを例に解説します)。
表示されるメニューから『仕様』を選択します。
『取引条件』ウィンドウが表示されます。このウィンドウの下の方に『買いスワップ』『売りスワップ』が表示されています。
この『買いスワップ』『売りスワップ』は、『スワップポイント』です。実際に何円なのかは計算する必要があります。
スワップポイントを計算する
スワップポイントから金額を計算する式は『契約サイズ×最小価格変動値×取引量×スワップポイント』です。
実際に計算してみましょう。
まず、『契約サイズ』を確認します。『契約サイズ』は先ほどの『取引条件』ウィンドウに表示されています。
TitanFXのUSDJPYの契約サイズは”100000”(10万)です。
次に、『最小価格変動値』を確認します。『取引条件』ウィンドウの『少数桁』を見るとTitanFXのUSDJPYの『少数桁』は”3″と書かれています。
『少数桁』が”3″なので、『最小価格変動値』は”0.001″となります。
次に、『取引量』を決めます。TitanFXでは、1ロットが10万通貨単位なので、10万通貨単位なら取引量は1.0、1万通貨単位なら取引量は0.1になります。
今回は、1万通貨単位の場合を確認します。取引量は0.1です。
スワップポイントは、先ほど確認しました。TitanFXの『買いスワップ』は3.33でした。
これらの数値を使って計算すると、TitanFXのUSDJPYの買いスワップは、次のように計算できます。
100000(契約サイズ)x 0.001(最小価格変動値)x 0.1(取引量)x 3.33(買いスワップ)= 33.3
となります。
この計算方法では、単位は、通貨ペアの右側に表示されている通貨(USDJPYならJPY)の単位です。ですので、今回のスワップポイントは33.3円となります。
TitanFXでスワップポイントが3倍になるのはいつ?
TitanFXでスワップポイントが3倍になるのは、FXの場合は水曜日です。
FX以外(例えば、日経225先物などの指数など)は異なる場合があります。
スワップポイントが3倍になる日も、上記で表示した『取引条件』ウィンドウで確認できます。
スワップポイントはいつ付与されるのか
スワップポイントは、ロールオーバーのタイミングで付与されます。
TitanFXのロールオーバー時間は『サーバー時間23:59-0:01』です。
ここで、『サーバー時間』を『日本時間』に直すと、次のようになります。
- 夏時間:午前5時59分〜午前6時1分
- 冬時間:午前6時59分〜午前7時1分
夏時間は、毎年3月から10月ごろです。夏時間の開始や終了の前にTitanFXからメールが届きますので確認してください。