TitanFX(タイタンFX)の口座タイプは、Zeroスタンダード口座とZeroブレード口座の2種類があります。
この2種類の口座の大きな違いは、スプレッド、手数料、そしてレート提供方式の3点。
では、TitanFXの口座タイプは、どちらを選ぶべきなのでしょうか?
以下で詳しく解説します。
TitanFX(タイタンFX)の口座タイプはZeroブレード口座がおすすめ
TitanFXの口座タイプは、何か特別な理由がない限り、Zeroブレード口座がお勧めです。
Zeroブレード口座は『手数料がとられるけれど、スプレッドが狭いECN口座』です。
おそらく、「手数料がとられるのは嫌だ」とお考えになるかもしれません。ですが、手数料を考慮に入れても、Zeroブレード口座の方が、Zeroスタンダード口座よりお得なのです。
何らかの理由でどうしてもZeroスタンダード口座を選ばざるを得ない、という方以外は、Zeroブレード口座がお勧めです。
TitanFX(タイタンFX)の口座タイプの違いを比較
TitanFX(タイタンFX)の2つの口座、Zeroスタンダード口座とZeroブレード口座を比較します。
2つの口座の違いは『スプレッド』『手数料』『レート提供方式』の3点。
どちらを選んでもトレード環境(約定率など)に違いはありません。
スプレッドで比較
TitanFXで選ぶことのできる2つの口座タイプについて、まずはスプレッドを比較します。
代表的な通貨ペアの平均スプレッドは以下の通りです。
TitanFX Zeroスタンダード口座 |
TitanFX Zeroブレード口座 |
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EURUSD | 1.2 pips | 0.2 pips |
USDJPY | 1.33 pips | 0.33 pips |
GBPJPY | 2.45 pips | 1.45 pips |
GBPUSD | 1.57 pips | 0.57 pips |
AUDJPY | 2.12 pips | 1.12 pips |
圧倒的にZeroブレード口座の方がスプレッドが狭いことがわかります。
なお、この表はあくまで『平均スプレッド』を示しています。Zeroブレード口座では、スプレッドが0になることも珍しいことではありません。
こちらの記事では、人気FX業者XMとTitanFXのスプレッドを比較しています。興味のある方は併せてご確認ください。
手数料で比較
Zeroスタンダード口座では、手数料は無料です。
一方、Zeroブレード口座では、手数料は10万通貨単位あたり、片道3.5ドル(往復7ドル)です。
手数料だけを考えるとZeroブレード口座の方がコストが高くつきます。ですが、スプレッドも考慮に入れると、状況は変わってきます。
ドル円を10万通貨単位でトレードする場合を考えてみましょう。
Zeroスタンダード口座の場合
Zeroスタンダード口座のドル円の平均スプレッドは1.33 pipsです。
1ドル110円と仮定すると、必要なコストは1,463円です。
Zeroブレード口座の場合
Zeroブレード口座のドル円の平均スプレッドは0.33 pipsです。
1ドル110円と仮定すると、363円です。
さらに手数料が往復7ドル(770円)かかります。
スプレッドと手数料を合わせて、必要なコストは1,133円です。
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このように、スプレッドと手数料を合計すると、たとえ手数料をとられてもZeroブレード口座の方が少ないコストでトレードできます。
レート提供方式で比較
TitanFX(タイタンFX)では、Zeroスタンダード口座はSTP口座で、Zeroブレード口座はECN口座です。
STP口座とECN口座の違いは、以下の通りです。
STP口座:インターバンク市場のレートをFX業者(TitanFXなど)を経由して、トレーダーに流す。FX業者がトレーダーにとって最も有利なレートを選択して提示してくれる。ただし、FX業者が手を加える分、不透明さが増す。
ECN口座:インターバンク市場のレートを直接、トレーダーに流す。FX業者は仲介するだけ。トレーダーにとって必ずしも最も有利なレートが提示されるとは限らない。一方、FX業者が手を加えない分、透明性が高い。
STPにもECNにも、どちらにも一長一短があります。
また、どちらを選んでもTitanFXのトレード環境(高い約定率など)に変化はないので、「STPかECNか」という違いは考慮に入れる必要はないでしょう。
スプレッドや手数料を考えて、Zeroスタンダード口座にするか、Zeroブレード口座にするかを決めて問題ありません。
また、TitanFXでは、口座タイプを後から変更できるので、まずは実際に使ってみて、自分に合わない口座タイプだったら変更する、ということも可能です。
TitanFX(タイタンFX)の口座タイプ変更方法
TitanFXでは、口座タイプの変更はクライアントキャビネットで簡単に行えます。以前はTitanFXのサポートデスクにメールを送らなければならなかったのですが、今はメールを送る必要はありません。
口座タイプを変更するために、まずはご自分のクライアントキャビネット(会員ページ)にログインしてください。
クライアントキャビネットにログインすると、口座番号の横に鉛筆マークが描かれています。これをクリックしてください。
鉛筆マークをクリックすると、口座タイプなどを変更するための画面が表示されます。ご希望の口座タイプを選択してください。
口座タイプを選択したら、チェックマークをクリックすると、変更完了です。
このように、TitanFXの口座タイプは簡単に変更できますので、どちらにするかあまり悩まず、とりあえず使ってみて合わなかったら変える、というくらいの気持ちで選んでよいと思います。